【エクセルで】持ち物リストの作り方その1【年月を入力したら、曜日を自動で変更する】
アカツキです、こんにちは。
今回は、エクセルで作る持ち物リストの作り方その1ということで、何年何月かを入力すると、日付の一覧についている曜日の表示が自動で変更される、というものをやってみようと思います。
まとめページはこちらです。
年、月、1~31日の列を作る(連続データの作成)
まずは表を作らないといけませんね。
エクセルで新しいファイルを開いて、B1セルに年、B2セルに月を入力して、A3に「1」を入力します。
次に、1を入力したA3セルを選択した状態で、「ホーム」→「編集」→「フィル」をクリックし、「連続データの作成」をクリックします。(下の画像参照)
下の画像のようなダイアログが開くので、範囲を列にして、停止値に31を入力してOKをクリックします。
すると、1~31の数字が一気に入力されます。(下図参照)
これで、リストに必要なデータができました。
しかし、なぜ1~31の数字をB列ではなくA列に入力したのか、疑問に思うかもしれません。
それは、この後、B列には年月日を一つのデータとして表示するような式を入力するからです。
年、月、日をまとめて一つのデータとして表示する
では早速、数式を入力します。
B3セルに以下の式を入力します。
=DATE($B$1,$B$2,$A3)
すると、以下の画像のように、年/月/日という形のデータとして表示されます。
このDATE関数は、3つの数字を年、月、日と解釈して、年/月/日の形にして表示する関数で、$B$1、$B$2、$A3はそれぞれ年、月、日として指定するセルの場所を表しています。
では次に、式を入力したB3セルを選択して、コピーします。
スクロールさせて「31」が入力されているセルを表示させて、となりのセルを「Shift」キーを押しながらクリックします。
すると、先ほどコピーを開始したセルからクリックしたセルまですべて選択されます。
この状態で貼り付けを実行すると、選択されているセルすべてに式がコピーされます。
A列に応じた日付が、B列に表示されているのがわかります。
「########」のような表示になっている場合は、列の幅が足りていないだけなので、幅を広くしてあげれば、正しく日付が表示されるはずです。
では、次はこの年月日表示を、「何日(曜日)」の形で表示するように設定します。
年月日のデータを「日(曜日)」の形で表示する
B3~B33のセル(先ほど式をコピーして貼り付けたセル)を選択した状態で、「ホーム」→「セル」→「書式」をクリックし、「セルの書式設定」を選択します。
ダイアログが開くので、「分類」から「ユーザー定義」を選択し、「種類」のテキストボックスの内容を「d日(aaa)」に書き換えます。
OKをクリックして閉じると、式を入力したセルの表示が「2日(月)」のように、何日(曜日)の形で表示されるようになっています。
先ほど入力した「d日(aaa)」のdは日付を示し、aaaは曜日を1文字で表示することを示しています。
このように、ユーザー定義で使える表現はたくさんあり、以下のリンク先で紹介されています。
参考:Excel のセルの表示形式で [ユーザー定義] に使用できる書式記号について
年、月の値を書き換えてみる
今回の作業はここまでで完了です。
最後に、年、月のセルを書き換えて、曜日が自動で変更される様子を見てみます。
まず、B1セルを2019に書き換えます。(年の変更)
次に、B2セルを5に書き換えます。(月の変更)
すると、2019年の5月のカレンダー通りに、曜日が変更されているのがわかります。
このように、年、月の数値を書き換えるだけで、曜日を変更できます。
その1まとめ
今回は、持ち物リストの作り方その1として、以下の3つのワザを使用して、曜日の自動変更機能の付いた日付リストを作りました。
- 連続データの作成
- 年、月、日を別々のセルから取得して一つのデータにする
- セルの書式設定を使用して曜日を表示する
このように工夫をすることにより、年、月を書き換えるだけで曜日が変更されるので、月ごとの持ち物リストの作成作業が楽になります。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。
ワーママ必見イベント企画 参加中! あなたもぜひご参加ください。
石川県で【オリエンタルラジオ・中田敦彦講演会】を開催したい!【クラウドファンディング】
LINE@始めました。 【@acv8064z】で友だち追加してみてください。ご質問への対応などもこちらが素早くて便利です。