【試験のコツ】FP1級を受けるなら知っておくべき5つのこと【金融財政事情研究会】

人生で大事なことは、大体マンガとラノベから最初の知識を得ています。こんにちは、rinkoです。

FP試験(ファイナンシャルプランニング技能士試験)は年に3回ございますが、1級試験は学科試験と実技試験で日があくという特徴があります。例えばもうすぐ2022年9月の学科試験がございますが、この時に合格した方は、最速で2023年1月の実技試験ということになります。

FP1級を受けると決めた後輩から、「色々頑張りますけど、学科試験で先に心づもりしておいた方がいいことありますか?」と聞かれました。今回は筆者なりに、前提として心づもりをしておくだけで勉強のはかどり方が段違いなポイントを5点、書いてみます。

FP1級を受けるなら知っておくべきこと①基礎編の問1~問15は、難しい

FP1級の学科試験は、午前が基礎編、午後が応用編となっています。これは概ね、2級でいう「学科」と「実技」に対応しています。

この14,5問は、分野としては「ライフプランニング」と「年金・社会保険」の2つなのですが、

  • 細かい
  • 新しい
  • 長文

という3拍子揃った難しさです。全体のジャンルとしては得意な方でも「どこが間違っているか」を見つけられなくてケアレスミスをするというケースが多くなりがちなので、時間もかかってしまいます。この難しさにメンタルを乱されないペースを自分で作ることがオススメです。

対策としては

  • 先に、後述の「問題文の確認を全問やっておく」、最後の問題からやる、問16からやる

など”絶対に他の人と異なる自分のペース”を先に作っておくことで、焦ることが無くなります。問1~15が正答率低くても、他の分野で高得点を取れれば合格圏内の点数は十分取れますしね!

FP1級を受けるなら知っておくべきこと②電卓は「√」機能付きのものを用意する

「√」機能は絶対に使います。債券利回りで出るだけなのが殆どなので、2点や4点程度かもしれませんが、その2~4点で合否が分かれることもあります。

「√」がなければ実質解答できず、「√」があれば解答できる。これは「√」付きの電卓を用意するのが無難ですね。課金w

FP1級を受けるなら知っておくべきこと③電卓はメモリキーも使う

筆者が試験用に使っている電卓の裏面です。口や文で説明するより、この画像の方が確実w

Canonさんでなくても大体機能は同じですw

FP1級を受けるなら知っておくべきこと④問題の「主語」「単位」「端数処理の桁」「YESかNOか」をきちんと捉える

  • 主語・・・よくあるのが、相続の問題で「民法」における法定相続人か、「相続税法」における法定相続人か、などで解答が変わってきてしまう問題です。自分に思い込みがないかをきちんと振り返ることも必要ですね。
  • 単位・・・「円」か「千円」か「百万円」かなどの単位はきちんと確認しましょう。応用編での計算においては、計算式に単位を書きながら回答するのも重要です。
  • 端数処理の桁・・・小数点以下第何位で四捨五入(切り上げ切り捨て)するのかです。あと、数学の計算では計算の途中で分数を約分したり通分したりするとかあると思いますが、基本的にはFP1級ではちゃんと「左から順に」計算をしていくことが重要です。ただ、計算の途中では特に指示がない限り端数処理はしないというのも基本ですね。
  • YESかNOか・・・とても、基本的なことですが、「正しいものを選びなさい」なのか「誤っているものを選びなさい」なのかをふとした瞬間に勘違いしてしまうことがあります。ケアレスミスで数問間違えるともうそれだけで10点近い失点をすることになってしまうので、もったいないです。もう、最終的に何を聞かれているのかをマークしておくぐらいの方がいいかもしれません。

FP1級を受けるなら知っておくべきこと⑤応用編の方が点が取りやすい

午後の試験となる応用編の計算問題は、実は基礎編よりずっとパターンが掴みやすいです。試験勉強においては、まず応用編から慣れていくのも一つの手でしょう。応用編のパターンについては個別に記事にあげさせていただきます・・・後輩がすっごくせっつくので(・・;

まとめ

さて、FP1級を受けるなら知っておくべき心づもりについて、5点まとめてみました。いかがだったでしょうか。試験は一日がかりですから、集中が途切れないように体調を整えておきましょうね。

【FP1級試験のコツ】まとめページはこちら

Lunar coacherryは、仕事に育児に自分に励むママを、心の底から応援しています。

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